1985年、第7世代のスカイラインとなったR31型、通称「セブンス・スカイライン」が登場した。ボディスタイルは発売当初がセダン、そしてスカイライン初となった4ドアハードトップ、さらに翌年の1986年には「GTSスポーツクーペ」として2ドアクーペ、そしてワゴンが用意された。GTシリーズのエンジンは長きにわたって使われたL型エンジンから、RB型に変更。高性能バージョンには直列6気筒、DOHC24バルブ(各気筒あたり4バルブ)ターボエンジンが用意された。
当時のハイテクが惜しみなく投入され、世界初となるHICAS、GTオートスポイラー採用など、「より快適でストレスが少なくスポーティな走行が楽める」数々のスペックを備えたセブンスは、新世代GTとしての新たなる1歩を踏み出したモデルともいえるのでは?