中古車の魅力

憧れの古いクルマが、
魅力的な価格で。

あえての「初代」を指名買い!

車齢10年超えの中古車って不安じゃないの?

「逆に10年以上元気で走っているって、ますます安心じゃないですか(笑)」
初代エクストレイルを、今でも“タフギア”として使い倒す、
長野・菅平高原のスキー・スノーボードインストラクターの小林さん。

冬はマイナス20℃を下回る過酷な環境でも、初代タフギアは健在のようだ。
お話をうかがってみよう。

プロフィール

小林 あす香さん

菅平ハイランドプロ スキースノーボードスクール
インストラクター

■インストラクター歴
12年

■指導員資格
スキー:SIAステージ1
スノーボード:SIAステージ2

アウトドアでの使い勝手の良さに惚れ込む!

  • POINT01

    4WDらしい カタチ。

    タフギアとして、また、ウインタースポーツ上級者アイコンとして印象深かった初代エクストレイル。直線基調の「4WDらしいカタチ」が、オーナーのお気に入り。

  • POINT02

    ちょうどいい サイズ感。

    全長4455ミリ×全幅1765ミリ×全高1675ミリというちょうどいいサイズ感。
    四角いボディは車内からも見切りがよく、狭い山道でもすいすい走れる。小柄なオーナーでも全く苦にならない。

  • POINT03

    タフな足回り。

    サスペンションストロークがしっかりと確保された足回り。4WDとあいまって、悪路や雪道の走破性はもちろん、山道や高速道路での安定感も抜群。また、乗り心地も良いとのこと。

菅平では「上級者のアイコン」だった!

スキー・スノーボードインストラクターの小林あす香さんの愛車は、2002年式のエクストレイル。圧倒的な走破性と操縦安定性、そしてアウトドアスポーツを楽しむ人たちの「タフギア」というコンセプトが今も受け継がれる、エクストレイルシリーズの初代だ。小林さんはこのエクストレイルがとても気に入っていて、2012年に購入して以来、毎日のように“使い倒して”いる。
もちろんこの冬も現役で、雪山を走らせるつもりだという。初代のエクストレイルを選んだ理由を聞いてみよう。

小林:「私がインストラクターになる前、スキーやスノーボードの上級者の先輩たちが好んで乗っていたのが、この初代エクストレイルでした。だから私の中では、菅平の上手なインストラクターはエクストレイルに乗っている、といったイメージが強かったんです。スキーもスノーボードも、上級者が使っている「機材のブランド」を使ってみたい感じって、あるじゃないですか? それと同じ理由で、上級者のクルマ(のブランド)は、初代エクストレイル(笑)。あと、私、小柄(身長145cm)なのでちょっとゴツめの四角いカタチのクルマに憧れていたんです。四角いカタチって、4WDらしいじゃないですか? だから、エクストレイルは初代か二代目…いえ、やっぱり私は初代が好きですね。それから、新車の軽自動車を買うのと変わらない価格だったというのも、魅力のひとつでしたね」

※写真は先輩が所有している初代エクストレイルとのツーショット。

不安よりも、むしろ安心?

6年ほど前に日産の販売会社で3万キロ台の中古車を購入、現在の走行距離は9万キロだ。単純に毎年1万キロを走っていることになる。彼女の地元は東京で、ホームゲレンデは長野の菅平高原だから、その間の往復が多くて距離を稼いだと思いきや、そうではないらしい。シーズン中、約4ヶ月はずっと菅平高原での生活。となると、走った距離の内訳は、かなりの割合で「雪山」だ。購入時ですでに10年以上が経過している中古車、しかも使う場所は極寒の雪山。
このクルマを選ぶとき、小林さんに不安感はなかったのだろうか?

小林:「不安?いえいえ、むしろ安心でしたよ。日産のお店で買ったので保証もあったし、買った時は見た目もすごく綺麗だったし(笑)。なによりもエクストレイルっていう名前が安心のポイントでした。買った当時も、ここ(長野・菅平高原)では初代エクストレイルに乗っている人が多くて、ガンガン使っても大丈夫、みたいなタフなイメージだったし。菅平の冬は本当に寒いんですよ。朝はマイナス20℃を下回る日も多くて、外に出るとクルマが凍っちゃってる。そんな中で、エクストレイルに乗っている人たちは平気で出動していくんです。このクルマ強いな、カッコいいなって。だからほとんど指名買いでした」

中古車選びでひとつの目安となるのは「年式」である。新車から10年以上も経過した中古車は敬遠されがちであるが、小林さんの選択眼は違った。まわりの人たちが10年以上、雪山で使い込んでいるクルマなんだから、その耐久性が実証されている。つまり初代エクストレイルのタフな実績が安心感となったわけだ。

乗りやすく、トラブルも少ない

小林:「ほぼ毎日使っていますが、山でも街でも本当に乗りやすいです。シートを(ハイトアジャスターで)上まであげれば、ボンネットの隅もよく見えるし、3ナンバーだけど横幅もそんなに広く感じません。4WDらしいカタチなのに、乗り降りも楽。東京の細い道や狭い山道もすいすい走れます。それでいて、室内は広く荷物をたくさん詰めます。高速道路でも力強くて、4WDだから安定感も抜群。乗り心地もいい。何より、故障が少ないです。雪山を毎年走るので、融雪剤の影響なのか、昨年マフラーを修理しましたが、消耗部品以外で大きなところはそれくらいかな? もう新車から17年も経つのに、暑かった今年(2018年)の夏もエアコンがよく冷えてましたし。6年乗って、ますます気に入ってきちゃってますね」

初代エクストレイルのボディサイズは、全長4455ミリ、全幅1765ミリ、全高1675ミリ*なので、収納スペースが十分に確保されている。幅だけが3ナンバーサイズだが、他は5ナンバーサイズ。「四角いカタチ」とあいまって、運転席からの見切りがよく、街中や山道でもストレスを感じる場面が少ないのだ。パワフルな高速道路の走行を実現するのは、最高出力150馬力を発生するDOHC16バルブのQR20DEエンジン。このエンジンは、タイミングチェーンの採用で耐久性が高い。さらに特筆すべきは、最小回転半径が5.3メートルと、4WDなのにとても小回りが効くこと。そして、サイドシル部分(左右のドアの下の部分)にまで大きく回り込んだドア一体型シルプロテクターの採用により、小柄な人でも乗り降りしやすいこと。そんな初代エクストレイルの利点を、小林さんは実体験をもとに語ってくれた。

*ルーフスポイラー付車およびハイパールーフレール付車は1750ミリ。

“四角いエクストレイル”はまだまだ走る!

それにしても、車齢16年を数えるエクストレイルのトラブルの少なさと、酷暑の夏でもしっかりと稼働するエアコンには驚きだ。
さらに聞いたところ、菅平高原の冬の寒い朝でもエンジンはすぐにかかり、ヒーターも良く効くという。

小林:「気に入っているし、使いやすいし、まだまだ乗り続けるつもりです。買い換えるとしたら、そうですねぇ、もう一度この初代かな? やっぱり、四角いエクストレイルが好き(笑)」

中古車選びは年式や走行距離、そして価格が大切なポイントとなってくる。でも、彼女のように「憧れた、好きなカタチだから指名買い」というのも悪くない。小林さんに限らずあえての初代という選択、今からでも遅くありませんよ。

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